広島国際アニメーションフェスティバル開幕

 きょうから5日間、広島市で恒例の広島国際アニメーションフェスティバルが開催されている。
 
 http://hiroanim.org/
 
 2年に一度、主にいわゆるアート系の短編アニメーションが集められ、新作を審査しグランプリを競うコンペティションがメインプログラムとなる。
 前回、2014年大会では、日本人作家の新作が1本もコンペに入らず、物議をかもしたのだが、今回は無事(?)7本が入った。今夜から、4日間かけてコンペが行われる。
 私も5日間、全日程参加し、取材する予定だが、コンペ以外のプログラムでは、日本のアニメーションの大規模な特集が組まれていることに注目だ。やはり主に短編アニメーションが集められているのだが、この種のフェスティバルで、過去から現在に至る日本の作品が230本以上、一挙に上映されるというのは空前のことで、また古い作品の中には、めったに見られない作品も混じっている。
 コンペティション部門のグランプリを含む受賞作は、最終日の22日夜に発表される予定。